アレルギー科・呼吸器科・心療内科
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アトピー性皮膚炎


アトピーってどういう意味ですか?

「アトピー」は1923年にコカという医師が提唱した言葉です。
コカは次のように定義しています。


①本人および家族に気管支喘息、枯草熱、アレルギー性鼻炎などの病気を認める。
②この素因は遺伝する。
③この家系の人は食物や吸入抗原に対して高度の過敏性を呈しやすく、血中にアトピー抗体(レアギン抗体)を認め、血中好酸球が増加する。
④種々のストレスにより、免疫・自律神経・内分泌の異常を生じやすい。

①の枯草熱(こそうねつ)は干し草に対するアレルギーのことです。
②の遺伝については現在では単一の遺伝子で起きる病気ではなくいくつかの遺伝子と後天的な生活の影響で出現するとされています。
③のレアギン抗体は、現在ではアレルギー抗体(IgE抗体)と言われて良く知られていますが、ダニアレルギーや食物アレルギーなどを引き起こす抗体です。この抗体はRAST(ラスト)法などの血液検査で調べられます。
④のことはあまり知られていないのですが、「いろいろなストレスによって自律神経やホルモンの働きが乱れやすく、症状を悪化させることもある」と言う意味です。

つまり「アトピー」という言葉の中には「アレルギー」のほかに患者さんの「心と体の影響力」も含まれているということになります。「心と体と免疫機能」が一体となって皮膚や呼吸器の過敏性を高め、免疫機能を不安定にしてアレルギー体質を作り上げ、気管支喘息やアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などを引き起こすようになった状態が「アトピー体質」ということになります。
アトピーの語源は「ア(無・反)+トピア(場所)」であり「場違いなアレルギー」という意味です。

コカの時代(20世紀初頭)のアレルギー研究は「イヌに前もってイソギンチャクの毒素を注射しておいて、一定期間後に再度毒素を打ってアナフィラキシーショクを起こさせる」というような方法が一般的でした。このように「前もって毒素を注射してアレルギー体質を作り上げる」ことを「前処置」といいます。
つまりアレルギー体質を作り上げるには前処置が必要だと考えられていたのですが、コカが「アトピー性の病気」であるとした気管支喘息や枯草熱、アレルギー性鼻炎などは、この前処置を行わなくても、ひとりでに(=場違いに)アレルギー症状が現れてくる病気だったのです。この「場違いなアレルギー」に対してコカがアトピーという呼び名をつけたのです。

ですから「アトピー性疾患」は「アレルギーだけではなく心と体の影響も関わった病気」と考えるのが本来のあり方なのですが、現在では心と体の影響力にまで配慮してアトピー性疾患の治療を行う医師や医療機関は極めて少なくなってしまいました。そして「アトピー=アレルギー」という間違った考え方が広まってしまい、アトピーとアレルギーの違いそのものも判然としなくなってしまいました。

その結果、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの「アトピー性疾患」であっても、心や体への配慮がなされないまま、ステロイドに頼った治療法が主流になってしまったのが現状といえます。
 
 
 
 
 
 
 

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