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■不登校


きゅうとく医院の不登校の治療方針を教えてください。

詳しい治療方針につきましては「不登校についての基本的な考え方」もご覧下さい。
ここでは治療方針のごく基本的な部分をご説明します。

1.たくましさを伸ばせば自然に登校できる当院の不登校治療においては、「学校へ行かせること」が最優先事項にはなりません。それよりも「年齢相応の賢さと頼もしさ」を身につけさせることが治療上の優先事項になると考えます。
「あなたも大人になったね」と評価できるようなたくましい状態に成長した時に、子どもたちは自然に(自動的に)現籍校へ登校できるようになるのです。
 
2.そのために大切なものは生活療法
この「たくましさを伸ばす」ことは、「社会の中に居場所を作る力を充実させること」につながります。これは「大人に向けて成長している」と見なすこともできます。
たくましさを伸ばすためには、不登校児の毎日の生活を心理(思考)・身体(行動)の両面で「年齢相応に頼もしくたくましい」状態に保つことが必要になります。

人間の毎日の行動は、物事をどう捉えるかという思考習慣と、毎日をどのように暮らしているかという行動習慣に大きくコントロールされています。
ですから、この思考と行動の習慣を、子どもを取り巻く家族全員が「年齢相応に好ましくたくましい健全な状態」に修正することは極めて有効な治療法となります。この治療法を、私たちは「生活療法」と呼んでいます。
 
3.手遅れにはしたくない
不登校の状態が続くうちに「学校や自分の将来に対して無関心になってしまう状態」に至る場合があります。誰でも必ずこの経過をたどるわけではありませんが、「自分の将来に対して無関心」になってしまうと治療は困難になってしまいます。
以上のような理由からも、不登校全般に対しては様子を見るよりも「できれば一日でも早く」改善させた方がよいと考えています。
本人が登校再開を望むのであれば、その希望が叶う方向へと助言と指導を行うことが、私たち治療する側の大人(医療関係者・学校・保護者など)の責任であると考えます。


不登校はどのくらいでよくなるのでしょうか

ここでは平成20年の久徳クリニックでの調査結果に基づいてお話します。
平成15年から18年にかけて久徳クリニックを受診した220人の不登校の患者さんについて、平成20年に治療成績を調査しました。
220人中で治療を継続された方は108人でした。112人の患者さんが治療を中断されていることになります。その内訳は、外来で通院中断65人、入院での自己都合退院21人、その他26人でした。

外来で通院を中断された患者さんの中には、「問題なく登校できるようになったので通院を取りやめた」患者さんが28人以上含まれています。
「その他」の中には、「高校を中退して就職」などの進路変更した患者さんと、他の病気が見つかって転院した患者さんなどが含まれます。
登校再開を目指して治療を継続した患者さん108人のうち、「問題なく」登校再開できた患者さんは73人(67.6%)に達します。全員が治療開始後12週間以内に登校を開始できています。

「朝少し行き辛い」「教室で少し緊張する」「人間関係に気を使う」など、多少の問題はあっても登校可能になった患者さんまでを含めれば、登校再開率は97.2%に達しました。
登校再開までに要した日数は、最短で1日最長でも12週間でした。
108人中入院治療を行った患者さんは88名でそのうちの64名(72.7%)までが「問題なく」登校再開できています。入院治療のほうが全体の平均よりも改善率が高いことが分かります。
入院後登校再開までの平均日数は31日で、平均入院日数は68.1日でした。


不登校の相談機関で、「無理をさせないで様子を見ましょう」「登校刺激を与えないで」と指導されたのですが、このまま様子を見ていてよいのかとても心配です。

不登校に対しては「登校刺激を与えない」とか「様子を見ればよい」という指導が一般的なようですが、この指導は好ましいとはいえません。

平成13年の文部科学省の「不登校に対する実態調査」によれば、中学校を不登校のままの状態で卒業した子どもが20歳になった時の進路は「正社員22.3%、専門学校8.0%、短大・大学8.5%、通信高校6.5%、フリースクール5.4%、何もしていない22.8%、残りはパートかアルバイト」というものでした。現実的には「全体の約6割がニートかフリーターで、そのうちの約3分の1がひきこもり」という状況でした。

この結果を受けて文部科学省も平成15年に「見守るだけでは解決しない」「ただ待つのではなく早期の対応を」「社会的な自立を目指す」と提言しています。
そして、平成26年7月に文科省による13年ぶり2回目の実態調査の結果が発表されました。

それによれば平成18年に中学校を不登校状態で卒業した子どもたちの20歳の時点の進路は、「就労34.5%(正社員9.3%、パート・アルバイト32.2%、家業手伝い3.3%)、就学27.8%(短大・大学22.6%、専修・各種学校・フリースクール14.9%、定時制・通信制を含む高校9.2%)、就労と就学の重複19.6%、就労も就学もしていない18.1%」というものでした。
平成13年の調査よりも高校、特に短大・大学への進学率が改善しているため、文科省は「不登校経験に関わらず勉強が続けられる状況になっている」と評価し、マスコミも「不登校児の進学・就学状況が改善した」と肯定的に報じていました。

しかし現実には状況はほとんど変わっていないと私たちは考えています。   
実態調査のアンケート回収率の低さ(回答数1604人・全対象者の3.9%)からも、今回の調査結果はよく見積もっても「全体の約5割がニートかフリーターで、5人に1人弱がひきこもっている」状況と推測されます。13年前と状況はほとんど変わっていないのです。
 
そしてこの「様子を見る」対応の結果として、2015年頃から「80/50問題」という深刻な事態が表面化してきています。
以上の事実からきゅうとく医院では、小中学生の不登校は「中学校卒業までには」解決するべきであると考えています。
 
 
 
 
 
 
 

人間形成障害

 
この人間形成障害型の社会では、親がまったく普通の子育てをしているつもりであっても、子供たちに様々な問題が「予測もできない状況で自動的に」現れてくるようになります。

 

 

ぜんそくは自分で治せる

 
気管支ぜんそくの臨床は、いままでの『わからない・治らない』という時代から『原因を分析し実行すれば治る』時代に入ったのです...」。

 

 

ぜんそく根治療法

 
通院できない患者さんであっても、自宅で総合根本療法を実行して喘息を治していくことができるだけの知識を執筆されています。

 

 
ここまで治せる

不登校 ひきこもり

 
不登校をご家庭で「治す」ことも「予防する」ことも十分に可能です。不登校の解決は決して難しいものではないのです。